ULSA M5Bデモファームウェア Ver. 2.2配信開始

2025年10月2日に配信を行った超音波風速計ULSA M5BデモファームウェアV2.1について、本日アップデートV2.2の配信をM5Burner上で開始しました。

これはV2.1で見つかった不具合の修正、安定性の向上を行ったものです。デモファームウェアを使用されているすべての方にアップデートを推奨いたします。

・2GBまでのmicroSDカードにおいて、FAT16システムのファイル数制限により、空き容量が十分あるにもかかわらずログ記録が停止する。
・BLEデバイス名のnodeID部分が反映されず「0」のままとなる(ULSA M5B #0)。
・長期間動作(約1週間)において再起動が多発する。
・動作時間が長くなるにつれて動作が緩慢になる、データが間引かれる。

ファームウェア対策

FAT16システムのファイル数制限対応

2GB以下のmicroSDカードにおいてFAT16を使用する場合、FAT16の仕様によって最大ファイル数が512個に制限されます。V2.1ではルート直下にログファイル(15分での分割ファイル)を保存していたため数日で制限に達し、ログが停止する状況が発生していました。この対策として、ルート直下ではなく日付ごとにフォルダを作成しログファイルを格納することで制限を回避します。

BLEデバイス名称のバグ

V2.1において、nodeID(センサー識別用ID)で設定した値が反映されず「0」のままになるというバグが発生していました。V2.2において修正を行い、正常に反映されることを確認しております。

長時間動作での安定性改善

UART受信、パーサー実装の改修を行いました。

ファームウェアアップデート方法

M5BurnerよりM5Stackに書き込みを行ってください。詳細な手順は下記のリンクをご参照ください。

ULSA M5B - M5Stack Core2用デモファーム導入手順

その他参考リンク

注意・免責事項

  • M5Stack用のデモファームウェアはULSA M5B製品デモ用途に作成されたものであり、サポート・動作保証は行っておりませんのでご了承ください。
  • Arduinoソフトウェア開発の支援やM5Stackなど他社製品ハードウェアのサポート業務はお受け出来かねますのでご了承ください。

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