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異能βに認定されました

総務省 2021年度 異能vation「破壊的な挑戦部門」において「気球に搭載可能な装置回収システムによる新しい上空観測」のテーマの実績が認められ、異能βの認定をいただきました。

2021年11月に異能vation 「破壊的な挑戦部門」に採択いただき、これまで十分に行えていなかったフィールド上での低高度滑空試験が行えるようになり、2020年以降の気球実験で確認できていなかったパラフォイル滑空特性の詳細な把握ができるようになりました。そして2022年10月に行った滑空試験では、ついに安定滑空を達成し、さらに遠隔制御による直進、左右旋回ができることを実証しました。

また滑空試験に並行して超音波式対気速度計の開発にも成功しました。滑空システムにおいて対気速度の計測は欠かすことのできないパラメータとなりますが、既存風速センサーでは気球及び極低速で滑空するパラフォイル型回収ユニットの対気速度計測が難しいという難問がありました。これは超音波風速計を用いることで計測が可能になりますが、通常の超音波風速計は産業用・研究用計測機器として用いられている非常に高価かつ大型の装置であり、搭載面で課題がありました。この超音波風速計を独自技術で開発し、さらにコンパクトに実装することで、滑空回収ユニットに取り付けることが可能になりました。また、このコア技術の内製化により将来的に期待される社会実装を見据えた大きな布石とすることができました。

これら一年間の取り組みは、滑空回収型気球システムの実現化をする上での大きな一歩となりました。このたび異能βの認定を受けたことで、更に気持ちを引き締め早期の気球観測システムの実現に向けて引き続き取り組んでまいりたいと存じます。

異能vationプログラムの破壊的チャレンジにおいて卒業が認定されると、異能β(総務省公認のへんなひと)として認定され、異能マスターズに加入することが出来ます。又、異能vation ネットワークや協力協賛企業、スーパーバイザーによって構成されるマスターズパートナーによる推薦、承認によっても異能βに認定されることができます。

異能マスターズは異能βの地球規模の活躍を支援する組織です。
世界を変える可能性のある奇想天外な「Ambitious Technical Goal」へ挑戦を続ける世界最高に諦めの悪い挑戦者「異能β」を支援します。

異能マスターズは、その世界最高に諦めの悪い挑戦者を本年度から新設するアクセラレーションプログラムを中心に挑戦支援(破壊チャレンジの継続チャレンジでの再応募を含む)はもとより、異能βの技術、情報を地球規模に発信するため、プロによる動画の制作、メディア、SNSでの発信支援を中心に、世界の展示会出展支援、世界中の企業からオファーを受けた際にサポートを行う、法務専門家、財務専門家、知的財産専門家による知財や特許に関する支援など、ニューノーマル時代において異能βが地球規模で活躍するための様々な支援を用意していきます。異能βの称号は、一生です。

異能vation | 異能マスターズ

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