ミニチュアサイズ ✕ プログラマブルなESP32内蔵により、カスタムセンサー開発がさらに加速

ストラト・ビジョン合同会社(福岡県北九州市、代表社員:河野 紘基)は、世界最軽量※となる超小型の超音波式風向風速センサー「ULSA EVO(アルサ・エヴォ)」を発表しました。本製品は、2022年に販売を開始したコンパクト超音波式風向風速センサー「ULSA BASIC / M5B」の後継機種として、2026年夏の発売を予定しています。
※ 2026年2月28日時点の公開情報に基づく当社調査において、市販の超音波式風向風速計カテゴリにおいて世界最軽量。
製品概要
超音波式風向風速センサー(以下、超音波風速センサー)「ULSA EVO」は、直径50mm、全高57mmの超小型サイズを実現し、本体質量45g(ゴルフボールと同程度)の軽量設計により、同カテゴリにおいて世界最軽量の製品です。
さらにワイヤレス機能を統合したMCU「ESP32-C3※」を内蔵し、ユーザー側でのプログラミングが可能です。測定用途に応じて機能をカスタマイズできる風センシングモジュールとして、幅広い領域での利活用が見込まれます。
※ ESP32はEspressif Systems (Shanghai) Co., Ltd. の商標です。ESP32-C3は同社製品の名称です。
超音波風速センサーの特長
超音波風速センサーは、空気の流れによってわずかに変化する「超音波の到達時間(ToF)」を計測することで、風向きと風速を高精度かつ高速に捉えることができます。
また、従来広く用いられてきた機械式風速計のような、破損・摩耗しやすい可動部品(カップ・プロペラ)を持たない点も特長です。
さらにULSA EVOは、産業・研究用途で用いられてきた大型の超音波式風向風速計から大幅な小型・軽量化を達成しており、特にポータブル用途で高い効果を発揮します。


想定される使用例
- ハンディ計測(スマートフォン / モバイルバッテリー直結)
- 屋内気流測定(多台数による同時ワイヤレス測定)
- ドローン搭載(上空観測・飛行安全の確保)
- 自転車搭載(空気抵抗のリアルタイム把握)
- スポーツ競技(競技パフォーマンス向上)
- インタラクティブ・アート(気流と連動する作品)
製品仕様
仕様は発売までに変更される可能性があります。測定スペックは本プレスリリース発表時点では未公開です。
センサーモジュールスペック(抜粋)
| 製品種別 | 超音波式風向風速センサーモジュール |
|---|---|
| 寸法 | 直径50 mm、全高57 mm |
| 質量 | 45 g |
| 防水性能 | なし(非防水) |
| 内蔵バッテリー | なし(有線給電のみ) |
| 固定方法 | M2 x4 |
内蔵MCU関連スペック
| MCUモジュール | ESP32-C3-MINI-1-N4(技適付きPCBアンテナ) 4MBフラッシュ |
|---|---|
| コネクタ | USB Type-C レセプタクル(給電・USBシリアル通信) |
| 表示部 | RGB LED x1 |
| 操作部 | ユーザーボタン x1 |
| 外部拡張性 | Grove※互換コネクタ、microSDカードスロット、上部NFCタグ(パッシブ)※ Grove SystemはSeeed Technology Limitedの登録商標です。 |
| リアルタイムクロック | PCF8563 CR927(別売)一次電池で内部時刻の保持が可能 |
発売時期と想定価格
- 想定価格:税込8万円前後
- 発売時期:2026年夏季の販売開始を予定
※ 早期の台数限定・特典付き予約注文の開始も検討中です。
ストラト・ビジョン合同会社(StratoVision LLC)について
2025年設立の福岡県北九州市に拠点を置く1人メーカーです。前身のSTRATOVISIONは、気象観測用気球に搭載可能な「観測装置の滑空回収システム」の実現を目指し、2020年に個人事業として創業しました。
滑空回収システムの飛行速度を計測するために、小型の超音波式対気速度センサーが必要となり、2022年に超音波風速センサーULSAが実用化しました。また2025年には、プロフェッショナル用途の「ULSA PRO」の発売を開始し、風速センシングの領域を拡大してきました。
今回発表した「ULSA EVO」はポータビリティをさらに追求した現行モデルの後継機種として、より身近な領域への普及を目指していきます。
プレスリリース本文