気象観測気球の高度化技術で、
上空観測の”常識”を一変させる 。
従来のパラシュート回収システムでは着陸地点の能動制御を行うことができず、特に陸地回収が困難な日本国内では無人観測気球を低コストで運用することは困難を極めます。パラフォイルを使用することで、降下時の滑空移動と操舵を実現し、これまでに存在しなかった高高度の観測手段を目指します。
ペイロードエリアを確保するためには、観測機自体の質量を小さくすることが重要です。回路設計、基板設計から独自に設計を行い、ファームウェアを含めたコンパクトなシステムを構築します。
成層圏にまで上昇する気球の放球作業は誰にとっても興味深いイベントであり、大人数でイベント的に行うことも一つの楽しみかもしれません。しかし、ストラトビジョンは実用性と運用能力、経済性を極限まで高めるために、人を介在させず、極めて少人数で気球運用が行えることを目指して地上局・運用支援システムを開発しています。
MEMBER
河野 紘基 (Hiroki Kono)
2010年 - 米国の中学生が気球で地球の写真を撮影したネット記事に衝撃を受け、気球の開発を開始
2014年 - 自身で通信システムを開発した初の気球を放球。高度33kmに到達し、回収に成功
第134回地球電磁気・地球惑星圏学会 オーロラ・メダル賞受賞
2020年 - IPA未踏アドバンスト事業採択。電機メーカーを退職し、ストラトビジョンをスタート
2021年 - 総務省異能vation「破壊的な挑戦部門」採択
2023年 - 総務省異能vation「異能β」認定
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